システムトレーダーとして知っておきたいMT4知識 第3回です。
というか、私が思いついた時に更新してます。
本日はバックテスト時に知っていれば確実に役立つ小技情報です。
・スプレッド値を任意に変更する
・初期証拠金値、初期証拠金通貨種別を任意に変更する
・忘れがちな長期間でのバックテストにおいて必須な設定
以上、3本です。
こんなこと教えて欲しい!などありましたら
コメントなどからご連絡下さい(o゚▽゚)o
スプレッド値を任意に変更する
土日などにバックテストを実施して異常な結果になったことありませんか?
それは休場時はスプレッドが異常な数値になるからです。
そんな時はスプレッドをMT4に示された値から選択してバックテストします。
ですが、現実はスプレッド15だったり、平均を狙って20でバックテストしたりしたいですよね。
こんな感じに↓
実は直接数値を入力できるんです!
MT4にある値は事前によく使うだろう数値がセットされてるだけなので
自分が使うブローカーのスプレッドに合わせてバックテストするとより現実に近い結果を得られます。
スプレッドはバラツクので中心値と下限、上限の3つでバックテスト確認すると良いでしょう。
初期証拠金値、初期証拠金通貨種別を任意に変更する
スプレッドの応用編です。
バックテストの初期証拠金は基本1万USDです。
でも私達は日本で取引することが多いので円建て口座を想定して
初期証拠金を100万円とすることも可能です。
注意点
表示される収益結果が円口座仕様にはならない
円口座の場合 1000000 と表示されるのが正解。
円口座想定バックテストの場合 1000000.00 とドル建て口座仕様での表示をされてしまいます。
MT4でJPYを正式サポートされるまでは仕方ないですね(^_^;)
FXONバックテストを見るときは
スプレッド、どの初期証拠金通貨でのバックテストか考えながらチェックすると良いです。
私はドル建てバックテストの方が見慣れているので
円建てバックテストはあまりしません。
忘れがちな長期間でのバックテストにおいて必須な設定
ヒストリカルデータをダウンロードして長期バックテストしても、全然長期間でバックテストしてくれない!
そんなときに忘れがちな設定です。
ヒストリー内の最大バー数を「MT4最大値」にしましょう。
チャートの最大バー数を「MT4最大値」にしましょう。
*画像の数値がMT4最大値です。
ヒストリー内最大バー数は
ダウンロードしたヒストリカルデータはヒストリーに保存されますが
その保存可能な最大バーという意味ですね。
HDDの容量を考慮して設定されていますが、長期バックテストしたい時には邪魔な設定です。
チャートの最大バー数は
チャートに表示できる数という意味ですね。
バックテストしてチャートを表示したけど、バックテストした期間より短く表示される場合などは確認しましょう。
例)
バックテスト:2000年~2014年
チャートで確認できるのは2010年~2014年まで
これもPCへの負荷対策だと思われますが
チャート表示は一回計算してしまえばPCには負荷が掛からないので気にする必要は無いと思います。