【超本気!!コラム】第5回 複利運用は利用すべきか?


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kawasumiが本音でシステムトレードを考えるコラム第5回です。

kawasumi独自理論を好き放題に語ります。

 

本日のテーマ 「複利運用は利用すべきか?」

最近よく考えることがあります。

「複利運用は利用すべきなのか?」と。

 

私自身、何の疑いもなく複利運用すげぇ!と使っていましたが

「複利すげぇ!(^^)」の裏返しは「複利やべぇ!(;;;;)」なのです。

 

資金に対して一定の割合でリスクを取るのが複利運用です。

0.1ロット固定運用の場合も「一定の割合でリスクを取る」と理解できますが

複利運用のポイントは「%」です。

「資金に対して200%(レバレッジ2倍)で運用する」というルールの場合

資金100万円であれば200万円相当の取引をします。

資金1,000万円であれば2,000万円相当の取引をします。

資金10,000万円であれば20,000万円相当の取引をします。

重要なことは、どんだけ勝ち続けて利益を積み重ねても

リスクは減少せず、常に同じリスクなのです。

 

資金20%の「損失」の場合で考えると

資金100万円であれば損失20万円を計上することになります。

資金1,000万円であれば損失200万円を計上することになります。

資金10,000万円であれば損失2,000万円を計上することにります。

 

資金20%の「利益」の場合で考えると

資金100万円であれば利益20万円を計上することになります。

資金1,000万円であれば利益200万円を計上することになります。

資金10,000万円であれば利益2,000万円を計上することにります。

 

複利運用は想定外のドローダウンが発生すると

巨額の資金を失う可能性が高いのです。

想定外で70%以上のドローダウンが発生した時にはもう最悪です。

雇用統計や●●ショック、ブラック●●とか

「予想外だった」の一言だけ残して相場を退場。

なんてことも無くもない。

 

複利運用で最悪のケースは税金破綻

例えば年末年始のタイミングで「予想外」が発生した場合には

2014年に1億円プラス決済しました。

FXの税金は20%なので2000万円です。

2015年3月時点で「予想外が発生」70%の損失を計上してしまった。

となると

2014年利益1億-予想外損失7000万円-所得税2000万円=1000万円

ですよね?

 

・・・だけじゃないのです。

健康保険や住民税も2014年の所得8000万円に対しての課税となるので

細かいルールは知らないのでざっくり計算で

健康保険は国保の場合、所得の10~15%=800万円~1200万円

住民税は5%くらい??だとして400万程度。

もし所得税2000万円を支払う前に予想外が発生すると・・・∑(゚д゚lll)ヒィー

なので

「ほとんど残らない」 または 「既に赤字」に陥ります。

税金地獄、税金破綻してしまうのです。

 

何度も言いますが

複利運用はどんだけ勝ち続けて利益を積み重ねても

リスクは減少せず、常に同じリスクなのです。

 

固定ロットによる単利運用の場合

固定ロット運用をしている場合は

利益を積み重ねて資金量が増えると、確実に破綻リスクが減少します。

(もちろん手動で運用ロット数を増やせばリスクは再度上がります)

 

運用ロット10万通貨で1円損失の場合は

資金100万円であれば損失10万円を計上することになります。

資金1,000万円でも損失10万円を計上することになります。

資金10,000万円でも損失10万円を計上することにります。

資金量が多いほど残高は多く残るので破綻リスクは低くなります。

 

運用ロット10万通貨で1円利益の場合は

資金100万円であれば利益10万円を計上することになります。

資金1,000万円でも利益10万円を計上することになります。

資金10,000万円でも利益10万円を計上することにります。

資金がいくらだろうが同じ利益です。

 

勝ち続けて利益を積み増すほどに破綻リスクが減るのです。

 

一般企業で考えてみよう!

「利益が出る→資金が増える→破綻するリスクが小さくなる」

大企業と中小企業を比較すると分かりますよね?

資金力により世間に対する影響力や企業単体で出来ることなど全く違います。

中小企業で失敗した場合はすぐに資金が底を尽き身動きが取れなくなります。

でも大企業は事業縮小や撤退、売却で本体は生き残り続けます。

 

そして一番重要なこと

「今は大企業でも昔は中小企業でありベンチャーだった」ということです。

勝ち続けて利益を積み増し破綻リスクを減らしてきたからこそ大企業になっているのです。

 

企業にとって成長戦略として「投資」は絶対必要条件ですが

私が例えるなら

複利運用とは「金を湯水の如く使って、一か八か急成長を目指すギャンブル的運営」

単利運用とは「自分の実力を確認しながら適切な時期に適切な投資をする堅実運営」

 

「口座破綻をしないためにも固定ロットによる単利運用が一番良い」と私は判断してます。

最終的には「リスク管理」の一言になりますが

自分がどんな経営者なのか、どんな経営者になりたいのか

振り返ってみると良いと思います。

 

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