今回はモルボットについて紹介したいと思います。
開発者はラッキースターさんです。
というか相場が開いてやっと通常運用を想定してバックテストできました!
デフォルト値でのバックテスト結果
【期間】 GBPJPY M15 2011.06.06 – 2014.06.27
【使用データ】 アルパリジャパンヒストリカルデータ アルパリジャパンMT4
クリックで詳細データが見れます。
ロット数0.1
最大ポジション数5
最大ロット数0.5
Noah’s Ark AUDJPYと同じポジション数ですね!
単純に結果だけを比べるとNoah’s Ark AUDJPYの方が優秀です。
ただしNoah’s Ark AUDJPYでは負けている期間で利益が出ています。
fxonさんに掲載されているバックテストと最終損益に大きな違いがあります。
おそらくPepperstoneMT4でバックテストしているからだと思います。
PepperstoneMT4では実際に土日取引可能なのか分かりませんが
土日もチャートが表示されています。
土日は相場が休みなので
価格変動が殆ど無くレンジ相場というか膠着相場となります。
その差で最終損益に違いが出たのかもしれません。
PepperstoneMT4を使用してのバックテストは私の課題ですね!
国内FX業者での運用を前提に検証を進めていきます。
運用イメージ
100万で1年間運用した場合
何事も無ければ+12万円になる。
運が悪いと-7万円になる。
バックテスト結果では年に1度?ドカンと下げるので注意が必要です。
初期稼働時のタイミングについて
ベストタイミングは大きく負けた直後。
大きく負けるタイミングは少ないので基本的には平穏なレンジ相場時が良い。
ドローダウンについて
全てのEAに言えますが
ドローダウンや損失、利益は今後更新される可能性があります。
大きくドローダウンしているタイミングは「急激な相場変動があった時」です。
経済指標時などはEAを止めておくと良さそうです。
売買ロジック
開発者のラッキスターさんは説明されていませんが
バックテストした結果から私が推測するロジックとなります。
使用しているインジケータ
ストキャスティックス
買われすぎ、売られすぎ判定するインジケータです。
ウィリアムズ%レンジ
ストキャスティックス同様に買われすぎ、売られすぎ判定するインジケータです。
エンベロープ
移動平均線から一定に乖離させた線で
移動平均線からどのくらい値が離れたかを見るインジケータです。
ボンジャーバンド
移動平均線を基にどのくらい値がバラついているか見るインジケータです。
余談になりますが、
同じ原理で日本の工場では品質管理をするために利用していたりします。
推測した売買ロジック
エントリーロジック
エンベロープとボンジャーバンドでレンジ相場判定を行います。
レンジ相場と判定した場合は
エンベロープとボリンジャーバンドで終値の位置を把握します。
下限に位置している場合は
ストキャスティックスとウィリアムズ%レンジで売られすぎ判定をします。
2つとも売られすぎと判定した場合にロングします。
イグジットロジック(決済)
ストキャスティックスとウィリアムズ%レンジのどちらかが
買われすぎ判定となった場合に決済します。
補足
この推測ロジックでは説明できない売買ポイントもあります。
もしレンジ判定をしているとしたら止まっているポイントです。
そしてこのような急激に動く相場で大きく負けやすいです。
普段は本当にレンジ相場をうまく捉えてトレードします。
利食いと損切り
利食い値と損切り値ともに100pipsに設定されているそうです。
ユーザーによるパラメータ変更は許可されていません。
本日のまとめ
年に1度は大きく負ける時がある。
普段の挙動としてはうまくレンジ相場を捉えてトレードが出来ている。
コツコツ↑ ドカン↓ タイプのEA
モルボットはNosh’s Ark AUDJPYのリスクヘッジとして利用できるEAなのかなと思います。
Noah’s Ark AUDJPYが苦手とする動かない相場を得意としているからです。
ただし私のバックテストではパフォーマンスが低かったので
ヘッジになるかは微妙なところです。
じっくりコツコツ資金を育てたいタイプにオススメのEAです。
特にボラティリティの低い今現在のタイミングで稼働させたいEAですね!!
今が旬のEAです!!