MT4知識編 バックテスト方法【決定版】


MT4知識4

「Forex Solidで同様のバックテスト結果が出ない」

というコメントを頂きましたので、

今の私のバックテスト方法を手順にして紹介したいと思います。

手順紹介の前に私の考え方から説明します。

私の考え方

手順1 既存ヒストリカルデータの削除

手順2 ヒストリカルデータダウンロード

手順3 バックテスト

おまけ バックテスト結果整形

最終結果

 

私の考え方

バックテストにおいてはアルパリMT4を使用します。

アルパリは私が知っているMT4ディーラーの中で一番長期間のヒストリカルデータを提供してくれます。

当ブログでTickstoryも紹介していますが

Tickstoryデータで取引できるディーラーが分からないので使わなくなりました。

モデリング品質99.90%になろうと、そのデータで取引できなければ意味がありません。

 

アルパリMT4のヒストリカルデータは89.90%でバックテストできます。

また「アルパリが提供してきた価格データ」となりますので、

アルパリリアル口座で運用する際にもバックテストとの差異が少なくなると判断しています。

実際の取引を前提に「アルパリMT4」と「アルパリヒストリカルデータ」を使用します。

 

手順1 既存ヒストリカルデータの削除

既存ヒストリカルデータが残っているとダウンロード時にうまくデータが書き換わらない事があります。

なので、一旦全てのデータを削除してダウンロードし直した方が簡単です。

 

1.データフォルダを開く

MT4ヒストリカルデータ削除1

 

 

2.historyを開く

MT4ヒストリカルデータ削除2

 

3.この階層では「AlpariJapan-Demo-1」と「downloads」に用があります。

MT4ヒストリカルデータ削除3

 

4.「AlpariJapan-Demo-1」を開き、「EURUSD.hst」を全て削除

MT4ヒストリカルデータ削除4

 

5.「downloads」を開き、「EURUSDフォルダ」を削除

MT4ヒストリカルデータ削除5

 

6.最初に戻り「tester」を開く

MT4ヒストリカルデータ削除6

 

7.「cachesフォルダ」と「historyフォルダ」の中身を削除して空フォルダにしてデータ削除は完了です。

MT4ヒストリカルデータ削除7

 

手順2 ヒストリカルデータダウンロード

ヒストリカルデータをダウンロードする前にMT4の準備をします。

準備後にダウンロード開始です。

 

1.ツール→オプションを開く

ヒストリカルデータダウンロード準備1

 

2.「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」を9で埋め尽くしOKする

ヒストリカルデータダウンロード準備2

 

3.再度オプションを開き上限値になっている事を確認する。

ヒストリカルデータダウンロード準備3

 

4.MT4を再起動する。

ツール→ヒストリーセンターを開く

ヒストリカルデータダウンロード1

 

5.EURUSDを開く。

この際にチャートが自動で読み込んだレコードが残っているので

「最新のバー」を選択後、スクロールバーで最後まで移動、[Shift]キー+最後のバークリックで全選択「削除」する

ヒストリカルデータダウンロード2

 

6.M1を開き、M5と同じように削除する。

M1ウィンドウで「ダウンロード」する

ヒストリカルデータダウンロード3

 

7.ダウンロード開始です。約5分程度掛かります。

ヒストリカルデータダウンロード4

 

8.ダウンロードが終了したら、まず「最新のバー」を確認しましょう。

ヒストリカルデータダウンロード5

 

9.必ず「最後のバー」も確認しましょう。

ヒストリカルデータダウンロード6

 

10.M5を開くとM5データも読み込まれていますので「最後のバー」を確認しましょう。

これでヒストリカルデータのダウンロードは終了です。

ヒストリカルデータダウンロード7

 

手順3 バックテスト

取得したデータを使ってバックテストしましょう。

 

1.Forex Solidの設定を「リセット」後、Gmtを私推奨の「2.0」に変更します。

それ以外は変更なしです。

バックテスト1

 

2.初期証拠金は1万USD設定です。

バックテスト2

 

3.まずは始値でバックテストするのが一番早いので始値で確認

バックテスト3

 

4.しっかりと2000年からバックテスト開始されています。

バックテスト4

 

5.最終日は何故か2014.11.07です。MT4に問題があるという判断をしています。

バックテスト5

 

6.始値でバックテスト後、そのまま「全ティック」に変更しバックテストします。

バックテスト6

 

7.バックテストは10分くらい?掛かります。

バックテスト7

 

8.2000年から開始されています。

バックテスト8

 

9.全ティックにすると2012.12.04でバックテストが終了していまいました。

これもMT4に問題があると判断しています。

Risk値を高くするとバックテスト可能な期間が何故か短くなります(^_^;)

これで私流のバックテストは終了です。

バックテスト9

 

おまけ バックテスト結果整形

バックテスト結果をHTMLに保存すると非常に見にくい形で表示されます。

私はブログに掲載する際には見やすいよう整形してあげてます。

 

1.何もしない初期状態です

バックテスト結果1

 

2.保存したHTMLをメモ帳で開きます。

バックテスト結果2

 

3.「不整合チャートエラー」という部分を探します。

38行目だそうです。

変更前 <td>不整合チャートエラー</td>

変更後 <td width=”120px”>不整合チャートエラー</td>

必ず半角入力してくださいね。

変更を保存して閉じて下さい。

バックテスト結果4

 

4.再度、HTMLを開くとこうなります。

見やすくなりました!

データ改変に悪用しないようにしてください!

逆に「改変されている可能性もある」と思ってFXONバックテストを見ても良いです。

バックテスト結果5

 

最終結果

今回のバックテストでは以前バックテストしたところまでバックテストしてくれませんでした。

なんでなのか原因は分かりませんが

最後までバックテスト「してくれる時期」と「してくれない時期」があります。

途中までのデータは2億稼ぐ結果が出た内容と同じなのでMT4のごきげんを伺うしか無いです(^_^;)

今回のバックテスト結果を掲載しておきます!

期間は2000年~2014年で指定してますがバックテストしてくれた期間です。

グラフクリックで詳細見れます。

 

始値 2000年~2014年 GMT=2.0 その他変更なし

ForexSolid1.4-2000.01.01-2014.11.29始値

 

 

全ティック 2000年~2012年 GMT=2.0 その他変更なし

ロジック1Risk=1.2

ロジック2Risk=0.4

ForexSolid1.4-2000.01.01-2014.11.29全ティック

 

全ティック 2000年~2012年 GMT=2.0

ロジック1Risk=1.8

ロジック2Risk=0.6

ForexSolid1.4-2000.01.01-2014.11.29全ティック-Risk1.8-0.6

 

 

全ティック 2000年~2007年 GMT=2.0

ロジック1Risk=2.4

ロジック2Risk=0.8

ForexSolid1.4-2000.01.01-2014.11.29全ティック-Risk2.4-0.8


kawasumi選出 カンブリア宮殿格言とか

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