やっと最適化検証を始めます!
ここをクリアすればシステムトレーダーとしての基礎をマスターですねw
- テスト専用に新しくMT4をインストール
- Tickstoryをインストールと過去データの取得・MT4への出力
- MT4にEAやインジケータ等をインストール
- Tickstoryからテスト環境MT4を立ちあげバックテスト
- 最適化検証をする
- ヒスリカルデータの入手と加工
- 最適化検証パラメータを設定してバックテスト開始 ←今ここ
- 本番環境でのバックテスト
今回は画像が多めですが早速はじめましょう。
前回作成したM5用hstを読み込む
MT4を再起動させると何故か作成したM5ヒストリカルデータを読み込み表示してくれません。
このままですとバックテストは2011年から可能ですが
バックテスト後にチャート表示させることができません。
面倒ですが、まずデータを読み込みます。
1 データが読み込まれていないことを確認します
チャート表示されません。
ヒストリーセンターも確認します。
2013年8月で終わっています。
2 前回作成したhstファイルをインポートします
以前も説明しましたがMT4build600系からは
データファイルがCドライブに収納されていますので注意!!
ドライブC/user/あなたのユーザー名/までファイルを開いていきフォルダアドレス部分を選択し「AppData」と入力します。
するとその後のフォルダが見えますので辿っていきましょう!
忘れた方は「Tickstoryをインストールしよう!」で説明してます。
参考アドレス
C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal
データを確認してください。
インポートしたデータを再確認します。
しばらくするとデータが反映されチャートが表示されます。
最適化パラメータを設定して検証する
それでは気合いを入れていきましょう!!
1 エキスパート設定を開く
「テスト中タブ」
初期証拠資金はバックテスト時の証拠金設定です。
通貨口座も選べますがJPYは無いので通常USDでOKです。
ポジションはロング&ショートでOKです。
最適化パラメータは「どの項目で」最適化するのか選択できます。
通常はBalanceでOKです。
Balanceで最適化後にMaximal Drawdownで最適化しても良いですねw
最も収益が高いパラメータを基本に、最大ドローダウンが低いパラメータを探すという考えです。
遺伝的アルゴリズムは膨大な組み合わせ全てをバックテストすると
成績が悪いパラメータ全てもバックテストするので無駄が多いです。
成績が良かったパラメータに注目して悪い部分は放置するやり方です。
時間短縮になりますのでチェックはしてください。
「パラメータの入力タブ」
変数にはEAで変更許可されているパラメータが表示されます。
変更したいパラメータにチェックします。
バリューは手動で1回だけバックテストしたい時に使います。
スタート、ステップ、ストップは
「どこから」、「どのくらいの間隔で」、「どこまで」検証するか設定します。
最適化にチェックしてバックテストすると
この設定値を基に考えられる組み合わせを検証します。
「最適化タブ」
制限を指定できますが
実戦になると「どうなったらEAを止める」などは全て手動になるので
このページはこのままでOKです。
2 最適化をチェック!
3 通貨ペアのプロパティーを確認
現在のスプレッド、スワップ情報が見れるので一応覚えておいて下さい。
4 最適化スタート!
150/150パターンを検証したという意味です。
最適化結果タブや最適化グラフタブが登場します。
ただしデフォルト設定ではマイナスの結果は表示されません。
つまり全てがマイナスの結果だと表示されません。
5 最適化結果をチェック!
色が濃いほど良い結果という意味です。
グラフは表示方法を変えることもできます。
分かりやすい方で確認してください。
6 詳細を確認する!
7 本当におつかされ様でした!
これで基本的な部分は終了となります。
あとはあなたが普段ご使用の本番環境でバックテストを行い
勝てる事を確認してください(o゚▽゚)o
もし最適化をしてパラメータ変更した際にはTickstoryでも再度検証してください。
長期間にすると結果が悪いケースが見つかれば
結果が悪い時はどんな相場なのか知る事ができます。
全ティックでバックテストすると思わぬバグが見つかる時もあります。
念には念をいれて検証作業をしましょう(o゚▽゚)o
これで一度バックテスト解説は終了します。
次回からは実際にEAの検証に突入しますよ!!
最低限ここで説明したバックテスト内容を実施して報告しますw
また私独自に分析して「どのような場面で役立つEAなのか」評価していきます!